アメリカ英語とイギリス英語の違いは?発音や表現等..お互いに通じる?

話す外人

今回の記事では、英語の雑学として「アメリカ英語」「イギリス英語」の違いについてお話したいと思います。

「英語」と一言で言っても、いろんな「英語」がありますよね。

日本では一般的に「英語」と言えば、「アメリカ英語」が中心だと思います。

一昔前までは、アメリカ英語の表現が英会話本などでよく採用されていた節がありますが、最近(ここ10年ほど?)は、アメリカ英語以外にも、イギリス英語やオーストラリア英語、カナダ英語などが、TOEICなどでも採用され、よりグローバル化に対応する形になっています。

ではでは、今回の記事ではこのいろんな英語の中でも「アメリカ英語」と「イギリス英語」の違いについてご紹介したいと思います。

slide-イギリス-ビックベン

 

「英語」の歴史

英語は、英国(イギリス)の言葉というイメージが強いですよね。 でも、実はイギリスで生まれた言葉ではないんです《゚Д゚》

時は遡ること5世紀、今から1600年ほど前にゲルマン系の人たちがブリテン島を占拠しました。 その時に持ち込んできた言葉が「英語」です。

このゲルマン系の人たちは今のドイツあたりに住んでいて、この「英語」はドイツの一方言でした。 ということは大枠でいうと「ドイツ語」だったわけです。

英語の祖先は元をたどると「ドイツ語」だったということですね。 (正確には「ドイツ語」ではなく、ドイツ語、オランダ語、英語の祖先である「西ゲルマン系の言語」です)

そして、それから700年後の12世紀頃、ノルマン人が英国を制服します。 そしてこのノルマン人はフランス語を話していたため、当時の英語にフランス語の単語が大量に入りました。

また、15世紀~17世紀頃に、母音発音が変化しました。 (name:「ナーメ」→「ネィム」、now:「ヌー」→「ナウ」等)

そして近代英語となっていったのです。

アメリカ英語はシェークスピアの直後の英語(17世紀~)が、そのままアメリカに渡って、独自に発展したものです。

 

「アメリカ英語」と「イギリス英語」の発音の違い

私は、イギリス英語は少しつっかえるようなイメージで、アメリカ英語はサーっと流れるようなイメージです。

具体的に例を言うと。。

「T」「R」「A」「O」の発音が顕著に違いが分かりやすいです。
少し見てみましょう。

◎「T」の発音
イギリス英語の音、発音で最も特徴的な音がこの「T」です。
例えばよく例に出される「Water」。
この「Water」はアメリカ英語では「ウォーラー」と発音されますが、イギリス英語ではしっかりと「ウォーター」と「T」の音を発音します。

◎「R」の発音
上記の「T」以外に、イギリス英語とアメリカ英語で大きな発音の違いとして顕著なのが「R」です。
アメリカ英語では、よく知られているように巻舌で発音されます。
一方のイギリス英語では、この「R」は控えめに発音されます。(後に母音が続く場合は例外)

◎「A」の発音
イギリス英語では、この「A」は、日本語のカタカナ「ア」の発音に近い音になります。
一方のアメリカ英語では、「ア」と「エ」の中間の音で、日本人にとっては発音しにくい音になります。

◎「O」の発音
イギリス英語では上記の「A」同様、「O」についても日本語のカタカナの「オ」に近い音になります。

 

「アメリカ英語」と「イギリス英語」の表現の違い

アメリカ英語とイギリス英語では、表現上でいろんな違いがあります。
例えば・・・

◆単語の違い 意味
※イギリス、 アメリカの順で記載
1階 → ground floor、first floor
アパート → flat、apartment
エレベータ → lift、elevator
秋 → autumn、fall
ガソリン → petrol、gas
クッキー → biscuit、cookie
セーター → jumper、sweater
駅 → railway station、train station

◆文法の違い

◎直近で起こったことを表す場合

イギリス英語は「現在完了形」を使うことが多い。 アメリカ英語は、「過去形」を使う。

例 スマホをなくしてしまった《゚Д゚》スマホ見なかった?

→イギリス英語 I have lost my mobile. Have you seen it?
→アメリカ英語 I lost my phone. Did you see it?

※「携帯」の表現方法は以下のとおりです。
イギリス英語 → Mobile phone(略称:mobile) アメリカ英語 → Cell phone(略称:phone)

◎「~を持っていますか?」という表現

イギリス英語は「Have you got ~」を使う。 アメリカ英語は「Do you have ~」を使う。

例 ペンを持っていますか?

イギリス英語 Have you got a pen? アメリカ英語 Do you have a pen?

日本では断然、アメリカ英語の方が馴染みがありますね(*゚▽゚*)

◎「need」の使い方の違い

「~する必要ない」を表現する場合

イギリス英語では「You needn’t ~」という表現を使う。 あまり馴染みがない表現ですね。

アメリカ英語では「You don’t have to~」となります。 こちらの方が馴染みありますね(*゚▽゚*) ただし、イギリス英語でもこの「You don’t have to~」は使いますが、 アメリカ英語では「You needn’t ~」は使いません。

 

「アメリカ人」と「イギリス人」は会話が成り立つか?

会話は十分、成り立ちます。

アメリカ人が、イギリス人の話す英語を理解できないというのは聞いたことがないですし、逆もしかりです。
まあ表現の仕方や単語、また発音やイントネーションが違うため、違和感は感じますが、お互いに方言のようなものなので許容範囲であり、意思疎通に支障はないわけです。

アメリカ英語と言っても、もともとイギリス英語がアメリカ大陸に渡って派生したもので同じ言語ですからね。

17世紀のシェークスピア時代直後の英語が、アメリカに渡りました。 1620年にメイフラワー号がアメリカに到着しました。 そして、この時、この船に乗っていたイギリス東部方言を話す人たちの英語が、アメリカ英語のルーツとなります。

アメリカ英語が独自に発展して300年そこそこ経ちますが、現代ではグローバル化も進み、またアメリカ、イギリス双方の国で、それぞれの映画やドラマ、テレビ番組、ニュースなどを日常的に見ている状況ですので、お互いの英語を普段から何げに聞いているわけです。 イギリスの俳優さんなどは、アメリカでアメリカ訛りを真似して活躍してる方も多いです。

よく言われるのが、イギリス英語が東京の言葉で、アメリカ英語が大阪の言葉のような感じだと。 東京の人が、大阪の人が話すことばを理解できない?なんてないですよね(笑) (ちなみに私は大阪人ですが、小さい頃から標準語で話すドラえもんを見ていました(笑))

・・・

以上でこの記事「アメリカ英語とイギリス英語の違い」を締めたいと思います。

最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m 

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